白蘭×骸

てじょう
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目を覚ますと眩しいくらいの日が差し込んでいた

「ん・・・・。」
大きく背伸びをした白蘭は自分の手首の変化に気づいた

「は?!何これっ?!」

白蘭の出した大きな声で骸は目を覚ました

「・・・どうしたんですかぁ」

いかにも眠たそうに体をおこした骸も自分の手首を見て驚いた

「・・な、なんですか!これはっ!!白蘭っ貴方の仕業ですかっ!」

それを聞いた白蘭は冗談じゃないと言いたげな顔をした

「・・・違うんですか?」

「あったりまえじゃない!僕がしたんだったら骸くんの両手首に手錠がついてるはずでしょっ」

そう、目覚めた2人の右手首と左手首は手錠で繋がれていた

「確かに・・・ていうか何言ってるんですかっ!ナチュラルに変態じゃないですかっ」

バレタ?と笑う白蘭はこの時を楽しんでいるようだった

「・・・楽しそうですね・・」

「こういう時は楽しむのもアリでしょ?」

そう言ってにこやかに笑う白蘭に骸は見とれた

ただ単にうらやましいと思う意味もあったかもしれない、けど今の骸は白蘭の笑顔で満たされていた

「ん?どうしたの?」

顔を覗き込まれて正気に戻った

「っなんでもないですっ!」

「ふーん。ところでこれどうする?」

白蘭が指差した手錠は相変わらず2人をつないでいた

「そうですね・・・鍵とかないんですか?」

「鍵ねぇ・・・」

辺りを見渡してみても鍵のようなものは1つも落ちていない

「ハァ・・・どうしましょう・・・」

「う〜ん、ま、いいんじゃない?それよりもさ・・・」

白蘭は骸と一緒にベッドに倒れこんだ

「お昼寝しよっか。」

気づくと時間はもう午後3時頃になっていた

「・・・・そういえば、眠くなってきました・・・」

「でしょ?寝ちゃったらいつの間にかこれも外れてるかもしれないでしょ?手首痛かったらごめんね?」

白蘭は優しく骸の頭をなでた

「だいじょうぶです。白蘭も痛かったらごめんなさい・・・」

頭を優しくなでてもらっているため、すぐに眠くなってしまった骸は目を閉じた

「僕も大丈夫だよ。おやすみなさい。骸くん。」

「おやすみ、なさい・・・」


_____________________________

「あれっ?雲雀サンどこ行ってたんですか?」

「あぁ、ちょっとね骸に手が出せないようにあいつに手錠つけてきた。」

「雲雀さんナイス!」

結局、余計ラブラブにしてしまった雲雀さん・・・


END
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