白蘭×骸

桃色りぼん
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「ねー、骸くんってさ10年前原作で首にイガイガした首輪つけてるじゃん?」

唐突に白蘭は口を開いた

「へ・・・?あぁっ!あれですね、首輪っていうよりアクセサリーですよ。で、それがどうかしたんですか?」

問いかけると白蘭はう〜んと、うなった

「・・・・痛くないの?」

「痛かったようなくすぐったかったような・・・・そんな感じでした。」

へぇと納得してから白蘭はいきなり立ち上がって他の部屋に行ってしまった

「・・・?なんなんでしょう・・・」

一時して戻ってきた白蘭は手になにかを持っていた

「骸くんっ!あったよ!!」

その手に持っているものは何かと聞こうとしたらいきなり白蘭は骸の白い首に持っていたものを巻きつけた

「よしっかわいい。」

「・・・リボン・・ですか?」

骸の首に巻かれたソレは薄いピンク色のリボンだった

「うんっ。かわいいでしょ?」

「んー・・・かわいいですけど普通僕につけますか?」

骸はちょうちょ結びされたリボンのさきっぽをいじりながら複雑そうな顔をしていた

「かわいいからイイのっ!!なんか首輪みたいでいいじゃん」

「僕ペットみたいじゃないですか・・・」

ちょっと拗ねたように言うと白蘭は笑顔で言った

「ペットじゃないよ?骸くんは僕の奥さんだからねー。」

「じゃあ、貴方は旦那さんですか・・・?」

うん!と笑顔で言う白蘭に骸はなぜか安心感を覚えた


きっと、この人だったら僕を幸せにしてくれるんでしょうね・・・


END


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