1/1ﾍﾟｰｼﾞ目 『白蘭さんっ！これでも見てシャキッとしてくださいっ！！』 って、正ちゃんに渡されたのは 何かのビデオ・・・・ 見てシャキッとするビデオってどんなのだろう？って不思議だったけど、とりあえずヒマだし 骸くんと見てみよう。 とりあえず見始めた僕たちだけど・・・・・これ世に言うホラー映画・・・だね。 かなりヤバイ・・・・。 別に怖いとは思わない・・・けど、ヤバイかわいすぎる・・・骸くんが。 「・・・骸くん、こわい？」 「こ、怖くないですっ・・・！」 いやいや、嘘でしょ。 だって骸くんの手は僕の服の裾をギュって握ってるよ？ しかも、目を瞑って下向いたままじゃない、絶対画面見てないよね・・・？ 「骸くん・・・・・」 「・・・・・・っ」 わぁ～無視だぁ。 そんなに怖いのかな？これ。 確かにそこらへんのよりはリアリティはあるけど・・・・ 「骸くん・・・？」 もう１回読んでみた。けどやっぱり聞こえてないみたい まぁそんなところもかわいいんだけど。 でもやっぱりちょっと、ヒマだからイタズラしようかな？ とりあえず、まだ目を瞑ってる骸くんの頬にキスしてみた 「きゃーっ！！っちょっと！白蘭っっ・・・！」 「あ、骸くん見て！」 女の子みたいな叫び声を出しながら顔を上げた骸くんに画面を見るように指差す そしたら骸くんは素直に僕が指差した方向を見た 「・・・？っっ！バカーーーっ！！！！」 部屋に響くぐらいに叫んでから骸くんは僕に抱きついてきた それはとっても嬉しいけど耳が痛い・・・・ 「白蘭のバカぁっ！どうして僕に見せたんですかぁっ！」 「ごめんね？まさかあんなに怖がるとは思わなかったから・・・・泣かないで？」 僕に抱きついてる骸くんは目から涙を流してた 「うぅ～・・・怖かったですー・・・・」 「うん、ごめんね？」 「僕今日はお風呂はいれません・・・・」 それって、一緒に入ってってことかな？ 「一緒に入る・・・・？」 「・・・・・はい。」 そんな涙目でいわれちゃ堪んないよねっ！！ たまにはホラー映画も悪くないね・・・・ありがとう！正ちゃん！僕シャキッとできそうだよ！！ ＥＮＤ [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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