白蘭×骸

あふれる
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「・・・・白蘭?」

急に静かになった白蘭が気になって名前を呼んでみた

名前は読んでみたものの相手からは返事はなく少しだけよーく耳を澄ますと寝息が聞こえる

顔を覗いてみるとやっぱり眠っていたしかもとても気持ちよさそうに

「びゃくらーん。」

本当に眠ってるのか確かめるため小声で呼びかけながら少しゆすってみた

「ん〜・・・・」

すると少しだけ眉間にしわを寄せて唸ったので柄にもなくあせってしまった

「ホントに寝てるんですね・・・・」

寝ていることを確信し改めて彼の寝顔を観察し始めた

白蘭が僕の前で昼寝をするのは初めてで、すごく珍しくてなんか嬉しくなった。
・・・・どうしてでしょうね。

それにしても気持ちよさそうに眠ってる、なんてことをいろいろ考えていると白蘭はまた声を上げた

だからつい目線が彼の口元にいってしまって・・・
この唇でいつも僕にキスをしてるんだなと思うと恥ずかしくていろんな気持ちが溢れてきて顔を赤くしてしまった

とりあえずこの気持ちをどうにかするために眠る貴方に僕からキスをした


END







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