白蘭×骸

僕という存在
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時刻は夜中の3時。

白蘭は隣の部屋から聞こえた物音で目を覚ました

「・・・骸くん。」

物音がした部屋へ足を運んでみると、案の定骸がソファに座っていた

「おや、起こしてしまいましたか?」

「うん、まぁね。・・・それより骸くん、ちゃんと眠ってる?」

このとき骸が一瞬見せた表情を白蘭は見逃さなかった

「え・・・えぇ、まぁ一応」

「嘘でしょう。もー、やっぱり僕と一緒に寝よう?」

「嫌です。だて、貴方この間僕が眠っているときに襲ってきたでしょう!」

あー・・・と、白蘭はマズそうな感じで目を逸らした

それは3日前の事。
白蘭は横で気持ちよさそうに眠っている骸を見て自分の欲に勝てず、つい無理やり骸を犯してしまった

それ以来骸は白蘭と寝るのを避けた(と、いっても2日しか経ってない)

「あれは、寝ぼけててしょうがなかったのっ」

信じられないと言う様に骸は相手に疑いの眼差しを向けた

「でも・・・やっぱり、」

そこで痺れを切らせた白蘭は問答無用で骸を肩に担いだ

「なっ・・・!っちょ、白蘭!!?」

「暴れないで!今から僕の部屋に行くからねっ!」

抵抗するのに疲れたのか骸は大人しく白蘭に担がれていた

1分も経たないうちに降ろされたその場所は3日ぐらい前まで白蘭と2人で寝ていたベッド

「ねぇ、骸くんまた痩せたでしょ。ダメじゃん、ちゃんと食べないと。」

「チョコ・・・食べてます。」

ベッドに骸を降ろした後白蘭は骸の頭を優しくなでながら話した

「チョコだけじゃダメでしょ。まったくもぅ、お肉は?」

「食べた気がするような・・・しないような。」

はぁ、とため息をついてこれからはちゃんと食べるんだよ?と優しく白蘭は言った

「・・・・はい。」

「・・・どう?眠れそう?」

相手からは返事がない、どうやらもう眠りについた様子

(もう、僕がいるから大丈夫。
君は安心して眠りについて。)


END


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