1/2ページ目 「・・・骸く〜ん・・?」 「・・・・・。」 ハアッっと白蘭はため息をついた (骸くん、さっきからずっと・・・。どうしたんだろ。) その骸はというと、朝から白蘭の背中に抱きついて動こうとしない。しかもそのままもう2時間くらいは、たっている 「骸くん?僕トイレ行きたいんだけど・・・」 「・・・いったら、いいじゃないですか・・・」 「じゃあ、骸くん離して?」 骸は無言で頭をふっている 白蘭は2回目のため息をついて 困ったように頭をくしゃくしゃした 「・・・ねぇ?骸くんどうしたの?言ってくれないとわからないよ。何かあったの・・・?」 そう尋ねると骸は一瞬ビクッとして不安そうな、泣きそうな とても悲しい表情で白蘭の顔を見上げた 「む、くろくん・・・?」 「・・・白蘭・・もし、僕が・・・」 そこまで言って骸は一粒の涙を流した それを見た白蘭は無意識のうちにむくろをきつく抱きしめていた 「っ!白蘭っ?!!」 「・・・ごめんね。骸くん。」 白蘭は、骸の悲しみに気づかなかった自分をひどく責めた 「っいいんですっ白蘭はなにも悪くないんですっ・・・」 「ううん。こんな、弱ってる骸くんに気づかなかった僕が悪いんだよ。言いづらいなら、何も言わなくていいから・・・」 そういうと、骸は両目からさきほどよりも多くの涙を流した 「骸くん、僕はずっと骸くんから離れないからね?離れて欲しいって言っても離れないから。」 「・・・ありがとう、ございます。白蘭・・・」 そう言って笑った骸の顔はすごく綺麗だった 「・・・・骸くん・・・」 「っっ!!?びゃく・・・っ」 白蘭は骸に深く深くキスをした 「・・っはぁっ・・何するんですか!!」 「ん〜??だって骸くんあまりにも可愛かったから。骸くんも 嬉しかったでしょ?」 骸はかおを真っ赤にしたが図星を突かれたので反抗できなかった ・・・骸くんのわがままって初めてじゃない??かなり可愛かったよっ!・・・もう何があっても離したりなんてしないんだから!覚悟しておきなよ?骸くん! END [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |