白蘭×骸

風邪
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ある日、白蘭が風邪をひいた

「ったく、夜にあんな薄着なら風邪ひくのも当然でしょうっ」

「だってぇ・・・骸く暖かいから別にいいかなぁと思ってぇ・・・」

僕のせいですか、と言いたげな顔の骸はため息をついた

「で?一体、何度あるんですか?」

「んとねぇ・・・38度5分だよ?」

体温を聞いた骸は驚いた

「そ、そんなにあるんですか??!僕37度ぐらいだろうと思ってました・・・」

「僕、あんま顔にでないみたいなんだよねぇ。」

まぁ、確かにと納得した骸は白蘭を看病し始めた

「え、何?骸くん看病してくれるの?!」

「当たり前でしょう!いいから、早く寝てくださいっ。」

そういうと、白蘭はおとなしくベットに入った 

「・・・ねぇ骸くん。そんなに近くにいないほうがいいんじゃない?」

「・・なぜですか?別に風邪はうつりませんよ?」

めずらしいことを言う白蘭を骸は不思議に思った

「いや、まぁそれもそうだけど
僕、熱あるんだよ?ブレーキきかないよ?理性が保てなくなっちゃうよ?」

「・・・別に貴方なら大丈夫です・・・っでも、今日は我慢、してください・・?」

たどたどしく聞くと白蘭は

「骸くんかっわい〜〜!!わかった!がんばるね、僕!」
といって、骸に抱きついてきた

「わ、ちょっと!白蘭っ!
・・・・・?」
抱きついてきた白蘭を見るとスヤスヤと眠っていた

「・・・フフッ眠っちゃいましたか。・・・おやすみなさい白蘭。早く直ってくださいね?」

そして、熱がさがったら僕を、優しく強く、抱きしめてください

END

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