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「ん………」 ──かけた瞬間彼女が起きてしまった。 「今日はお早いのですね。」 「何でだろ。めっちゃ早く目が覚めてしまった。」 会話を交わしながら然り気無く手を引っ込めた。内心舌打ちをしている事には気づいてないだろうな。そんな俺を尻目に彼女は俺と同じように目覚ましを手に取り時刻を確かめている。 「あら〜、もうこんな時間ですの?お食事の用意をしてきますわね。」 静かに扉が閉まる。一人になった俺はホッとしたような残念なような複雑な気持ちを抱きながら再度ベッドに倒れ込んだ。 「絶対反則だ…。」 ──それから。耳と尻尾は朝食の時には既に消えていた。彼女自身も自分の身体の異変には気づいてなかったようだ。 「あのうさぎさん可愛らしいですわねー。」 TVに映るうさぎを指差しながら無邪気にはしゃぐ姿に俺は苦笑する事しか出来なかった。 今日も公演がある。そろそろ向かわなければ。今朝の件は自分だけの秘密にしておこう。自然に笑みを浮かべていたのだろうか。不思議そうに俺を見つめる彼女の頭をポンポンと撫でた後、何時のように手を繋ぎながら、何時ものように三歩分の距離を開けながら劇場へ向かい始めた──。
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